遥か昔、地元にあった長命うどん。
娘の新居を訪問した帰りに偶然発見。
懐かしさで即、入店。
中はガランと広い。床は昭和初期のようなタイル張り。よくよく見たらタイルに見せかけたクッションフロアー。テーブルも昔の食堂風。テーブル上のメニュー板や、コンクリートに直張りしてある床などレトロ感満載。
スタッフは一見して学生と思われる女店員と、昨日今日働き始めたバイトっぽい不慣れな男性店員の二人のみ。
小員は、うどんの小盛りと、天麩羅をオーダー。
麺は注文の都度、茹でるため10分ほどかかると言う。天麩羅も希望したかき揚げ天は売り切れと。結果、20分近く経ってテーブルに。
麺は一本一本が、かなり長い。長い麺を食べて長生きをという店名の由来からだ。
妻は、子供の頃に食べた和風中華そばの大盛りをオーダー。中華麺に、うどんの出し汁をかけたもの。わかりやすく言えば、うどんにラーメンの麺を入れたものだ。だから、中華そばなのに天麩羅が合う。
これにシャケのおにぎりを頼んだ。いわゆるシャケの瓶詰めをご飯にまぶしてにぎる家庭的なもの。味は薄味で、海苔も薄く安いもの。だから噛み切りやすい。
いずれの麺も柔らかめでツユは濃い目。
決して美味い訳ではないが、ダシも効いているし、機会があれば、また食べたいうどん屋さんだ。