今夜のお宿の夕食。
まずは、お品書きを見て全体像をイメージ。
先付けは一般的なお味。
刺身が養殖の川ふぐ。身は硬く旨味はほぼ無い。好物の蕎麦には、大嫌いな薯蕷がかかっていて、そっと妻に。
続いて、グリーンピースの茶碗蒸しという変わり種。変わり種ではあるが美味い。
人相の悪い塩焼きの鮎が運ばれてきた。身の解けも良く骨抜きも楽勝で美味。蓼酢不要だ。
次に運ばれたのが、飛騨牛の寄せ鍋。見た目はサシが入っていて美味そうだが、旨味は薄い。ホントに飛騨牛A5か?きっと違うな。舌は騙されません。だって美味しくないもん。
ホントなら寄せ鍋ではなくすき焼きだよね。または焼き。
あと、恵那鳥という聞きなれない鶏肉のサラダ。美味いが、鶏が美味いのではなくドレッシングが美味いだけの代物。
デザートはスーパーで売っている感じのわらび餅とババロア。蕨は香りもなく黄な粉も市販品候。ババロアもコンビニで買ってきたん?という感じ。
ご飯と味噌汁でthat all.
特別に手が込んだとは見受けられず、特段うまいわけもなく、揚げ物無しで品数少な目。はち切れんばかりの満腹感には程遠い有り様。これで、ちゃっかりとお品書きに料理長としてフルネームを掲載。失笑した。板長になられているのだから修行はしているでしょうけど、客として食べ歩きが絶対的に足らないですよ、多分。
家族経営っぽい宿で、コロナ禍と物価高のこのご時世だから仕方ないかもしれないけど、もう少しお客様目線でお願いしたいかな。夜、お腹すいたんだから。夜食処もないし、もっ。