yattasama’s blog

小生の食道楽をご案内

2年ぶりのかき氷 一宮・宮ふわり

一昨年、古民家風の建物を利用したかき氷専門店がオープン。

去年は都合が合わず来店する機会に恵まれず、2年ぶりにようやくいただくことができた。

とにかく、夏季限定のオープンで、かつ、目立つ宣伝もないので知る人ぞ知るお店。

駐車場もないため有料駐車場を利用するしかない。

 

座席は、入り口=土間にテーブル席が3つほど。壁沿いにカウンター席が2~3席。後は靴を脱いで畳座敷に丸い卓袱台というなんとも渋い古き昭和の如しのレイアウト。

メニューは当然かき氷のみ。かき氷専門店にありがちな高い価格帯だけでなく600円のリーズナブルなものもある。リーズナブルであっても、シロップとトッピングが違うだけで氷も削り機も同じ。

今回は小員が柚子シロップ600円を、妻は西尾抹茶蕨餅1,200円をオーダー。

まずは柚子のかき氷。一口頬張ると、爽やかな柚子の香りが口中に広がり、次の瞬間フワッと溶ける。削り方のためか頭にキーン!は無い。甘さも自然な甘さでしつこさが無く、最後まで美味しく食べられた。

一方、抹茶は、宇治抹茶よりは香りは控えめだが、苦味はなく美味い。かき氷の上には柔らかい蕨餅が乗っている。冷えた口にいい箸休めになる。

食べ続けると、中にもきな粉餅か蕨餅か、きな粉にまぶしてある餅がたっぷりとかき氷の中に隠れていた。口の中は、小豆餡と抹茶ときな粉の三重奏。旨くない訳がない。

半分くらい食べたところで、練乳を掛けて完食。

 

ご馳走様でした。

今年は9月末迄の営業とのこと。来年も必ず行きます。