GWの合間の平日を利用して北陸へ。ご当地に息子がおり、紹介したい人がいるとのことで、それなら旅行がてらこちらから出向くことになったのだ。
小員の誕生日が近いのと、妻の還暦祝を兼ねて、一席設けたいとの申し出を快諾。
チェーン店のようだが、尾張に住んでいる小員らは初見だ。駅前に割とデカく、老舗ぽい雰囲気で低くそびえ立っていた。
店内は、外見と違い狭小で、かなり古びた感じだ。他のお客さんもほとんど無し。しかし、北陸だから美味しい魚がいただけると期待大。
オーダーは息子にお任せだ。
最初に来たのが刺身の盛合わせ。マグロ、はまち、白エビだ。不味くはないが、どこでも食べられる品質。これがチェーン店の限界かもしれない。
次に来たのがだし巻き玉子。
かなり大きいだし巻き玉子だ。肝心の出汁が弱く、薄味だ。
次に、鶏の山賊焼風のチキンステーキ。
鶏肉自体は柔らかくジューシーだ。味付けも薄い塩味だ。
これも残念ながらどこでも食べられる。
ついで揚げ物。
なんでも氷見牛のコロッケとのこと。
ホクホクで厚みがあり、これは美味かったし、ここでしか食せない代物だ。
最後はチラシ寿司だ。
小丼で提供され、酢飯が美味かった。が、具が寂しく物足りない。
息子の予算もあるが、おそらく全員が空腹のまま解散となった。
ちらっと覗いたところ、約15,000円。
席料が高いのかわからないが、味と質からして高すぎるお店だ。
新幹線の駅前で地理不案内のビジネス客や観光客相手で成り立っているお店と判断した。
息子には悪いが、もうここはやめておけ。
とりあえずご馳走様。