yattasama’s blog

小生の食道楽をご案内

麺がモチモチ 稲沢・カルテット

ずいぶん前から存在は知っていたが入店する機会がなかったお店。

妻曰く、「オープン時に一度来てる」と。全く記憶がない。

日曜日の正午にも関わらず、店内は閑散としている。

一見して高校生と分かるバイトの女の子が二人、初々しく水とおしぼり、メニューをテーブルに持ってくる。

店選び失敗か。

メニューを見ると、パスタとピザ、ラザニアに飲み物とかなり絞られている。しかも、あまり聞いたことがない名称の料理がほとんど。よく知られている「カルボナーラ」も、通常とパターン1,2と3種類ある。なんだこれ?

と突然、店主らしきおっちゃんが「メニューで分からないところを説明する」とにこやかに話しかけてきた。どうやら通常のカルボは焼いた卵で、パターン1のカルボは、本場同様に生卵とチーズで、パターン2は日本ぽく生クリームを使ったカルボとのこと。

他にも卵焼きとパスタを天地ひっくり返したナポリタンとか、なんとも独創的なメニューだ。

とりあえず、一般的なミートソースのパスタ大盛りと、鮭とベーコンのピザをオーダー。

まず運ばれてきたミートソース¥1,150円➕大盛¥110円がこれ。

見た目は、あくまでも一般的なもの。

麺は太麺で柔らかい。しかし、かなりモチモチしていて生麺のよう。麺はうまい。ソースは煮込みハンバーグを崩した感じで、ミート感満載でなかなかいける。

ついで運ばれてきたピザ¥1,300円がこれ。

オーダーミックスで具がリストから2種類チョイスできる。今回は鮭とベーコンをチョイスした。チョイスミスか、やや塩味が強い。

しかもサイズが小さく、一人前でも満腹にならない大きさ。このサイズでこの値段は少々高すぎる気がする。具の量は、このサイズならちょうど良い適量ではある。チーズはかなり柔らかいもの。ただ、ピザ生地は柔らかく食べやすい。

味と雰囲気から価格が高すぎるきらいはあるが、スタンプカードももらったことだし、接客が悪いわけはないので、他店が休みの時とか他店が満員御礼の際は、また食べにきてもいいかなって感じだ。

ご馳走様でした。

ちなみに、メニューに好物のラザニアがあったが、「今はやってないんですぅ」と女の子。残念。

職員食堂 稲沢市・宝竹

稲沢市役所で所用を済ませて、庁内の食堂に入店。

宝竹という企業が運営している。

この会社、市民会館や勤労福祉会館などの公共施設のレストラン部門を担っている。市民会館では、かなり美味しい料理を提供されている。一方で、他の会館では、安価で提供されているから味もそれなりというところ。

何年かぶりに市役所の宝竹さんを利用した。

日替わりランチで¥600円。今日は焼きそば定食だ。

一万円札が使用できる食券機で食券を購入。列に並ぶと、流れ作業式にお盆に料理が乗せられる。食券購入から料理ゲットまで30秒ほど。早い!あの牛丼店以上のスピード!

昼休憩の時間が限られている職員相手だから時間節約を余儀なくされて仕方ないが、焼きそばが冷たい。味はいいだけに残念。副菜の魚フライは熱々だから、焼きそばを保温できていたら最高なのに。焼きそばは単品一人前の量があり、ご飯の量も多くボリューム満点。今どきこの金額で満腹にさせてもらえるのは最高にありがたい。

社食だけに、セルフサービスだが、お茶も水も、ドレッシングもソース類の調味料も使い放題なのも嬉しい。

食後のんびりはできないが、たまにはこういうランチもいい。

ご馳走様でした。

最期を堪能 一宮・名鉄百貨店、鈴の屋、九州屋

毎週のように来店していた名鉄百貨店が、いよいよ今月末で閉店。

服も食も百貨店品質だったのに残念至極だ。

最期に、田楽料理の鈴の屋さんで食事。11時オープンにも関わらず、30分前で既に長蛇の人。岐阜市にも店はあるものの、みなさん名残惜しいのです。

美味しい田楽味噌と、意外と他では見ないシジミの味噌汁を堪能しました。

ご馳走様でした。

ついで、地下に移動。いわゆるデパ地下。

ここに、フルーツジュースのスタンドがある。ショッピングモールなんかでも類似のスタンドはあるが、ここは真横に九州屋という百貨店品質のフルーツ屋があり、そこの直営だから、比較にならないほど美味しい。

普段は持ち帰りで歩き飲みしているが、今日は最期なので、着席してバナナジュースをオーダー。実は消費税率の違いで着席すると微妙に価格が高いのだが、ゆったりと堪能したかったのでこれでよしとした。

スタッフさんも最期だからか、単に話好きなのか、カウンター越しによく話しかけてきた。これも今日で最後だ。

ご馳走様でした。

ありがとう。

かつまぶし?旨っ! 一宮・たる蔵

拙ブログでも何回か紹介している絶品豚汁のトンカツ屋さん。

今日も豚汁を目当てに来店。

妻はヒレカツ御膳をオーダー。

食べ放題のキャベツと、おかわりし放題の豚汁を賞味。いつもながら豚汁が旨い。

小生は、珍しく冒険して、かつまぶしなるものをオーダー。

うなぎのひつまぶしのオマージュだ。

しかし、旨い!かなり旨い!

カツはちゃんとカツ。ご飯には甘辛い出汁が満遍なくかかっている。味は親子丼のそれだ。計算なのか、カツはやや硬めで噛み応えがある。

ひつまぶしのオマージュだけにダシ汁も付いている。が、ダシではなく昆布茶だ。合わない。出汁をかけない方がいい。せめて、昆布だしに醤油でダシ汁を作って欲しいものだ。

とは言え、こちらもキャベツ、豚汁、漬物がおかわりフリーなので文句は一切ない。

また近いうちに豚汁とかつまぶしをいただきに来店します。

ご馳走様でした。

ルーは美味しいぞ 七宝町・葉豆屋

スタッフの接客がいいので、ちょくちょくお邪魔している喫茶店

今日は、昼時なので日替わりランチをオーダー。

店頭に1週間分の日替わりランチメニューが掲示してあるので、店内に入る事なく確認できるのがいい。今日の日替わりランチは「茄子のカレー」800円。

カレー好きの小生、迷う事なく日替わりランチをオーダー。

ルーはスパイシーで、かなり旨い。ルーにかかっているチーズもちょうどいい分量でいい。ライスの分量も過不足無しで丁度いい。

しかし、ルーの量が少なく考えながら食べなきゃいけない。またカレーに乗っかっている茄子が味が無い。スパイシーなカレーにこの茄子はスポンジを食べているようだ。おそらくチンしただけだろう。せめて薄味で煮るとか、素揚げするとかの工夫が欲しいところだ。

サラダもたっぷりだが、酢と油だけのドレッシングで物足りない。コーンスープは美味しかったが、業務用のスープと分かるもの。

とは言え価格からすれば合格!

コーヒーはランチ価格で150円で飲める。コーヒー以外は、なんと半額で飲める、しかも、ランチコーヒーでも120円でおかわりができるのが最高に嬉しい。

ご馳走様でした。

次はモーニングサービスの時間にお邪魔しまーす。

中華?な丼 稲沢市・桃李園

中国のご家族で運営されているお店。

味は、普通の中華屋さんのそれ。しかし、割とスタッフの若いお兄ちゃんが感じが良いからか、メシどきは大繁盛。ホールはこのお兄ちゃんが一人でこなしているから、見てても気の毒なくらいてんてこ舞い。

小生も、ちょくちょく食事に来ているが、ふと変わったメニューを発見。

海老玉子飯¥880円だ。珍しい物好きの妻は、早速オーダー。

写真には、小生がオーダーした麺と飯物のセットが一緒に写っているが、左の商品がそれ。

たっぷりのご飯に、味も見た目も玉子丼の玉子がかかっている。

その上に、比較的大きめのむき海老が乗っている。

それに、切り海苔と、大量のネギ。

不味くない。中華を食べに来たのに、和の一膳飯屋で食べているかと勘違いしそうだ。値段的にも旨い。ただ、ネギが生で、しかも厚切りだから、ネギ辛い上に口中がネギ臭で充満してしまう。

次はオーダーしないようだ。

ご馳走様でした。

うどんでもきしめん? 一宮・よし乃

美味くて安くて本格的な洋食が食べられると、以前ブログにあげた「いろどり」さんが、装いも新たに、何と「味噌煮込みきしめん」のお店に大変身!

このお店、味噌トンカツなどが美味しいお店のグループ。だから、味噌が美味しいのは容易に想像がつく。が、麺は?と疑問に思っていた。自宅から少しばかり距離があるため、わざわざここまで麺類を食べに行く気になれず、業態変更して1年以上来店しなかった。

今回、写真館で孫の記念撮影があり、たまたまそのスタジオから至近だったので、この機会を逃してなるものかと、夕食には早すぎる4時台に入店。

中途半端な時間だったが、数人が既に食べておられた。もちろん食事どきではないから、空いている。若干のレイアウトは違うが、大筋では以前の洋食店の時の造りのまま。壁紙や内装が新しくなっているから、店内は清潔感たっぷり。

スタッフは若い男性が二人。麺職人感は全く無い。客席は、カウンターとテーブル席のみで座敷は無い。一角は麺打ちスペースで店内から観ることができるようになっているが、たまたまなのか稼働はしていなかった。

メニューを見ると、きしめんばかり。かろうじて丼が若干選択できる。


一枚もののメニューに目をやると、季節物の煮込みが旨そうに載っている。

 

小生は、迷わずご飯が付く味噌煮込みうどんセット¥1,100円をオーダー。

濃いめの味噌がグツグツと湯気を出していて、見るだけで美味しい。

ん?再度メニューを見た。確かにうどんと表記されている。しかし、しっかりきしめんだ。

やはり、きしめんオンリーのお店なのだ。煮込みにきしめんとは、やわやわになってるだろうと一口。おっ!しっかりコシがある。煮込み用に硬めの麺だ。

だが、残念な事に鶏肉が無い。天カスでかろうじてコクを出してはいるものの、やはり味に深みは無い。値段相応というところか。前身の店がコスパが良かっただけにガッカリ感を感じる。

妻は、牡蠣入味噌煮込みきしめん¥1,400円をオーダー。こちらはちゃんときしめんとメニュー表記されている。

さすがに牡蠣が入っているだけに、牡蠣の風味とコクがある。しかし、これも価格相応というところ。前身を知っているだけに厳しくなってしまうが、通常なら「旨し!」の範囲だ。

まあ、機会があればまた食します。