yattasama’s blog

小生の食道楽をご案内

懐かしい支那そば風 一宮・一富士

以前からその存在は知っていたものの、いつも素通りしてしまっていたお店。

店構えは普通のラーメン店で、お隣の民家と繋がっている。店から出入り自由で、どうやらオーナー宅の様だ。店員さんは、ひっきりなしに出入りしている。出てすぐに作業スペースがあるようで、大型の業務用冷凍庫の扉も客席から見える。

厨房や、くだんのバックヤードは広く仕事がしやすそうだが、一方で客席は狭小。テーブルも椅子も小さめサイズ。2人用の席が四つ。4人用が二つ。あとはカウンター席のみ。駐車場は店の前に5台ほど。

時間は11時を少し回ったところだったが、すでにほぼ満席。常連客ばかりの感じだ。厨房には年季の入った男性が3人、ホールは丸っぽいお母さんが1人で大奮闘。ホールを回しながら洗い物や電話対応もしている。丁寧な接客ではないけど、言葉使いや態度等には全く問題なし。あとは、お味だ。

小生は、定番のラーメンに炒飯のセット(910円)をオーダー。

まず運ばれてきたのが炒飯。セット炒飯だけに少な目だ。パラパラでもなければ、しっとり系でもない炒飯だ。味は、昔、近所にあった⚪︎⚪︎飯店とか⚪︎⚪︎軒で食べた奇をてらわないオーソドックスなもの。ごはん自体が柔らかめなので、年寄りにはありがたい。

ラーメンは、麺は細麺で柔らかめ。麺の量もステルス値上げで徐々に減らしている他店と違いボリューム満点だ。スープは、これもまた昔に屋台で食べた支那そばを思い出させる味で懐かしく美味しい。基本は鶏ガラだろうが、雑味がなく年寄りでも、あっさりと飲みやすい。チャーシューは厚切りが二枚。見た目は美味そうだが、ジューシーさがなく残念。

妻は、味噌ラーメン¥760円をオーダー。

こちらも麺は細麺で、ボリューム充分。スープは合わせ味噌のあっさり味。特筆すべきは野菜が大量に投入されていること。キャベツ、にんじん、玉ねぎなどがいっぱいで、この一杯で十二分に満腹になる。こちらも麺も野菜も柔らかく年寄りにはありがたい。

ん?そうか、このお店は、客層に合わせて調理しているのか。

追加で餃子¥380も注文。

餃子は、タレを付けても旨いし、タレ無しで食べても旨い。

おっと、あちらの席に唐揚げが運ばれて行った。

いいなあ、次は唐揚げをオーダーしてみよう。

美味しかったです。ご馳走様でした。